真鶴港から釣行

真鶴港から釣行

真鶴港から、プレジャーボート(YAMAHA、CRーX)をレンタルして、魚釣りに出掛けました。
曇り模様ですが、2月中旬にしては暖かい。風も波も穏やかな釣り日和で、期待満々でいざ、出港。
以前、釣果のあったポイントまで、高速で波を弾いて進む。カモメが後を追っかけてくる。
ポイントに到着。一刻も早く仕掛けを投入したくて急ぐが、気が急いて糸を絡ませたり、
針をズボンに刺したりと、思うようにならない。何時もの事か?(笑い!)
やっと、餌の沖アミを針に付けて、第一投目。海底まで78m、ラインがどんどん出ていく。着底!、
フケをとってから、1mほど巻いて、海底から少し離す。ロッド(竿)を細かく煽って、魚に餌をアピールする。”ここに、美味しい餌があるよ! 食べにおいで!” ってなことだ。
すると、早速、ピク、ピク!竿先に魚の気配! 第一投目に来るとは今日は大漁の気配!顔が緩む。
今回の釣りの本命は、アマダイという魚だ。
アマダイは砂地の海底付近にいる魚で、砂や泥に体を埋めて、上目使いで餌を狙っているらしい。
泳ぎは余り上手ではない。泳ぐ時も、海底付近から余り離れない。
アマダイを釣る時の、早アワセは禁物、しっかりしたアタリがあるまで待つのが肝心だ。
食べては、トロリとした白身の魚でとても美味しい高級魚だ。
絶対数がが少ないらしく、どんなに上手な釣り人でも、一日釣っても、数匹の釣果が精々だ。
竿先の様子から、海底の様子を想像しながら、ゆっくり合わせてみる。ビク、ビク、ビク! かかった!
途中でバラサないように、一定速度でリールを巻く。巻く、巻く! 70mは結構深い。
リールを巻く手に疲労感が滲むが、大型のアマダイの姿を想像しながら、顔は緩んでいる。
姿が見えた! アマダイだ! 仕掛けを取り込んで、アマダイを手で掴んだ! エヘヘ、やったね。
針を外そうとするが、深く呑み込んでいる。針外しを喉の奥まで突っ込んで、やっと針が外れた。
その瞬間、アマダイが私の手からズルリ! アッという間に、アマダイは船の外に! アアアアアッ!
なんという事だ! 何も、船から飛び出さなくてもいいのに! 大きなため息をついた。

気を取り直して、餌を付け直し、ため息交じりに第2投。 待てども、待てども、アタリが無い。

40~50分もアタリが無く、ポイント移動。すると、小さいがアタリがあり、やっと小さいながらも、
アマダイを1匹ゲット。ホッとため息!

その後も、諦めずに続けて、結果。
今日の釣果は、アマダイ3匹、サバ1匹、アラ1匹。 計5匹でした。
3匹のアマダイの中には、39cmの大アマダイが混じった。このサイズのアマダイは、私のレコードになりました。

楽しい、悔しい、釣りの一日でした。